大人が読むってどうなの?ハリーポッター小説が大人にこそ面白い理由

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ハリーポッターを大人が読む

ハリーポッターって・・子供向けのファンタジーでしょ?

大人が読むってどうなのかな・・と迷っていませんか?

確かに「ハリーポッター」は児童書として出版されました。

ですが!!

中身は緻密に計画・計算された上質なミステリーです。

さらに全くの空想ではなく、イギリスや世界の歴史や伝説・伝承を下敷きに作られているので、本当にすぐ隣りに魔法の世界が広がっているんじゃないか・・

そんな錯覚とともに、ハリーポッターの世界へ上手く引き込んでくれます。

登場人物の感情や抱えた想いは、「大人だからこそ」拾える物もたくさん。

(→「子どもにおすすめな理由」はこちら)

子どものための本だ・・・なんて遠慮していたらもったいなさすぎます。

最近本読んでないな・・面白い本ないな・・と思っているなら、ハリーポッターで本の世界を楽しんでみませんか

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まずは、ハリー・ポッターシリーズの始まりを少し。

目次

ハリー・ポッターとは〜ベストセラー小説の始まりとあらすじ

そもそもハリーポッターってなんですか?

という人のために、ちょっとだけ始まりとあらすじを紹介しておきます。

25年経っても世界中で愛されるベストセラー小説

ハリー・ポッターのシリーズは1997年にロンドンの出版社から出版されたのが始まりです。

現在でこそ世界中で愛されるシリーズ。

ですが、作者のJ・K・ローリングは当時、自身の作品を手に出版社へ自ら売り込みをしていたそう。

「こんなに分厚い児童書は売れない」

と多くの人が思っていた。

ところが出版してみればたちまちベストセラー!

それまで本を読まなかった子どもたちまで、みんなまとめて魔法の世界・本の世界へと連れて行ってしまいました。

日本では、静山社から出版されました。

ハリー・ポッターシリーズのあらすじは?

ハリー・ポッターは魔法使いのお話です。

ただ、魔法の世界は現実世界の裏に隠されていて、魔法使いではない人間はその存在を知りません

1人前の魔法使いになるには「魔法学校」に通って授業を受けなくてはいけません。

ハリーたちが通うのが「ホグワーツ魔法学校」。

(実は魔法学校は全世界にあるのです。)

このホグワーツ魔法学校の7年間をベースに物語が進んで行きます。

1〜7巻まで7シリーズありますが、1つのシリーズで「夏休み〜魔法学校での1年間」が描かれます。

夏休みは学校以外、つまり人間たちの世界で暮らすので、生徒たちは魔法を使うことはできません。

学校へもロンドンの駅から汽車に乗って向かいます。

魔法の国へつながる駅のホームが9と3/4番線。

ここから学校へ向かい、その後一年を終えてまたこの駅へ戻ってくる。

ここまでが1つのシリーズになっています。

1年ごとにはなっていますが、お話はずっと繋がっています。

大人だからこそ面白い!ハリーポッター原作の世界

実は大人にこそ響くのが、ハリーポッター。

子どもでは気づかない深いところに隠された面白さに気づける・・とも言えます。

もしも、ハリポタの世界が好きだったり、気になるな・・とちょっとでも思ったら、ぜひぜひ本は読むべきです。

ハリーポッターの肖像画がある大広間の写真

ハリー・ポッターの物語のベースは確かに「魔法」というファンタジーです。

でも本当に”ファンタジー”に括れるのか・・というと。

むしろ魔法というオブラートで包んだ「風刺」作品なんじゃないか・・と大人になってから読むと思います。

その鍵となっているのが、ハリーの世界の魔法にかけられた「制限」や「制約」です。

杖を振ればなんでも叶うわけではなくて、叶わないこと・叶えてはいけないことが存在しますし、ルールもあります。

叶えてはいけないことを超えれば、その代償を支払わなければいけなくなります。

生と死の物語

中でも「死」は物語の中にベタッと張り付いたテーマ。

ハリーポッターのディメンターのイメージ

魔法の世界ならあり得そうな、死者が復活する展開は、この物語の中では決して起こりません。

戦いが何シーンも続いた後に、片方がガクッと膝を折って「ま、負けた」なんていうシーンもありません。

いつも「ふっ」と。

まるで風が吹いたかのように、命の炎が消えてしまい、その炎は決して戻ることがありません。

そしてもう二度と戻らないからこそ、強く強い思いが残る・・・。

叶う願いより、叶わない・届かない祈りの方が多いのだと教えられます。

そんな祈りや想いが登場人物の数だけ重なって、不思議な縁と繋がりを生んでいく。

ハリー・ポッターの世界は単純な空想の世界ではなく、どこまでも現実と隣り合わせになった物語なんです。

緻密に練り上げられた世界の面白さ

伝説や歴史など膨大な資料がもとになっているため、現実の匂いがそこら中にするのも物語が現実に引き寄せられる理由の1つ。

ハリーポッターの魅力は、その「現実感」にあります。

とんでもなく「ファンタジー」ではない・・ここも大人にこそおすすめな理由。

2021年に東京・兵庫で開催された「ハリー・ポッター 魔法の歴史展」。

ハリー・ポッターと魔法の歴史」はその図録です。

ハリーポッターの物語の根幹となる「魔法」はJ.K.ローリングが作った全くの虚構ではなく、古くから世界各地で伝えられてきたものだということがよく分かります。

大英図書館で展示会が行われた際に作られた「ハリーポッターと魔法の歴史」も。

J.K.ローリングのインタビューや、展示会の準備の様子、貴重な展示品の数々がハリーの世界と絡めて紹介されます。

どこまでも精巧に調べ上げられ、練り上げられた物語。

子どもの頃はただ無心に引き込まれていました。

でも、大人になった今は、ハリーたちだけでなく、周りの大人たちの気持ちがぐっと胸に迫ります。

そういう意味でハリーポッターは大人だからこそ、よりたくさんのものを受け取れる、そんな作品です。

大人が読むならおすすめの方法は?

ハリーポッター作品は関連作品を含めるとずらっとこれだけあります。

作品名
ハリー・ポッター
ハリー・ポッターと賢者の石
ハリー・ポッターと秘密の部屋
ハリーポッターとアズカバンの囚人
ハリー・ポッターと炎のゴブレット上
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団上
ハリー・ポッターと謎のプリンス上
ハリー・ポッターと死の秘宝上
続編
ハリー・ポッターと呪いの子
ファンタスティック・ビースト
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

まずは、1つずつ。

ハリーポッターのシリーズ1作品目の「ハリーポッターと賢者の石」から入りたいところ。

大人がハリーポッターを読むならおすすめの方法

大人が読むとなると、紙の本以外にも選択肢が出てきます。

  • 紙の本
  • 電子書籍
  • オーディオブック

紙の本で読む

もちろん本を買うのもおすすめ。

ハリポタの本の種類やリンクをしっかりまとめています。

▶️本で買うなら「ハリーポッターの本の種類まとめ」へ

電子書籍で読む

電子書籍はスマホやタブレットなどで持ち運べるので、忙しい大人には便利。

Kindle Unlimitedではハリーポッターシリーズが読み放題の対象です。

30日間の無料期間があるので、ハリポタどうかな?電子書籍どうかな?と試してみることができます。

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オーディオブックで聴く

オーディオブックという手も。

これ、物語や小説を読むのにめちゃくちゃいいです。

ハリーポッターの日本語版は俳優の「風間杜夫」さん。

まぁこれが・・いい!!

AmazonのAudibleなら、ハリーポッターの全7作品が聴き放題。

お試し期間もあるので、こちらもまずは第1巻を試してみるのがおすすめ。

なかなか本を開く時間が取れない!とか、満員電車で手がふさがってる!なんて時も。

ひとりハリーポッターの世界に飛び込めちゃうなんて・・贅沢ですよね。

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まとめ

ハリーポッターは子ども向けだから、大人が読むってどうなの?

もちろん子供のときに出会えたらそれはそれで幸せ!

ハリーポッターの世界にかけられた魔法に引き込まれ、魔法の世界で遊び回れるという魅力があります。

でも、大人になったからこそ感じられるような、「大人の感情」が複雑に絡み合うのが「ハリーポッター」のもう1つの魅力です。

ハリーという子どもの魔法使いが主人公ではありますが、ハリーの物語は生まれたばかりの子供から、大人まで多くのキャラクターが登場します。

その一人一人が、その時点までの年齢分の長い長い時間の中に、やり切れないこと、諦めたこと、そして諦めきれなかった想いを持って「生きて」います。

単純ではないその重なりを、重く受け止めながら味わうのは、同じように年月を重ねて生きてきた「大人」にだからこそできること。

子どもたち「だけ」のものとして諦めていては・・もったいない!!

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