2025年の梅仕事を始めました。
梅がスーパーに出回り始めると、もうソワソワが止まりません‥!
去年は一生懸命調べすぎて疲れてしまいましたが、今年はとってもスムーズ。
それはなんといっても信頼できるレシピ本があるから。
今井真実さんの梅仕事が詰まった一冊。
去年はこの中からおっかなびっくりで幾つか挑戦しましたが、まぁどれも美味しかった…!
というわけで、今年は新たなレシピに挑戦しました。
スーパーで小梅を購入!小梅の梅干しと青梅の砂糖漬け
スーパーで目が合ってしまった、小梅。

そもそも小梅初めてなので、相場がわからなかったものの、去年の青梅の高騰が頭にあったので飛びついてしまいました。笑
しかし小梅は初挑戦。
どうしたらいいかわからず、ネットを検索です。
もちろん「小梅 今井真実」で検索です。

なんと、小梅でも梅干しが作れる!
同じく今井さんのレシピで、きゅうりの水漬けが美味しすぎて、ほぼ1年中作っていたのですが、その度に梅干しを1個消費してしまうのが気になっていました。
小梅なら気にせず作れるんじゃないか!と期待を寄せ、小梅でまずは梅干しに挑戦することに。
さらに「カリカリ梅」にも挑戦です。
カリカリ梅も今井さんの本から。
たまごの殻は入れないレシピです。

傷のある子たちをよけました。

あくぬきします。
サイトによって、あくぬきの時間が違っていて、一晩と書いているところもあるのですが、ここは今井さんのレシピ通りに2時間ほどあくぬきしました。

ころんとした丸みがかわいい。
小梅は3種類の作り置きに変身!

傷のないものはまずは梅干しに。

ジップロックは2枚重ね。去年早々に破れたので、あんまり信用していません。笑
味が変わるのか実験です。
ちなみに小梅の梅干しは本には載っていないもの。
本の梅干しは18%塩分ですが、小梅は15%でした。
そして半分はカリカリ梅に。
そもそもカリカリ梅を食べたことがないので、出来上がっても何が正解かわからないんですが、夫がカリカリ梅はおやつでしょ?って言っていたので、なんとか消費できればいいな。笑

傷のあるものは、砂糖漬けになりました。
レシピの名前は「青梅のカリカリ砂糖」。ピクルスの代わりにもできますよ、とのことです。
砂糖漬けは、傷をとりながら、小さく刻みました。

小梅を刻むのが大変でした。笑
小梅なので普通サイズの梅と違って、果肉よりもタネの部分の方が大きいのか‥なんて当たり前のことを思いながら。
今井真実さんの小梅レシピを実食!
梅干しは時間がかかりますが、カリカリ小梅は1週間、青梅のカリカリ砂糖は3日で食べられるようになります。
砂糖漬けの方は、なんとも言えない甘いような酸っぱいような味わい。
梅嫌いでもいけます!!
今井さんはきゅうりのピクルスの代わりに使われるそうですが‥
そもそもきゅうりのピクルスを使わないので、どうしようかは考え中。
タルタルソースはいけるのか?
チキン南蛮の出番が多くなりそうです。
カリカリ梅や梅干しは、完成したら追記しますが、もはや楽しみしかありません。
イオンで買った青梅を梅ジュースと梅アチャール、梅味噌に
私今年は食べチョクで梅を注文済みなのです‥。
和歌山県産 古城梅(梅酒・梅シロップ向け)2kg Lサイズ以上
ですが、なんとイオンで古城梅を見つけてしまいまして。
注文した梅が届くのはまだ先。
それまでに1つジュース完成させられるかも?と思って、買ってしまいました。
1,400円前後だったので、去年よりはちょっとお安い。
必需品になりすぎて、もはや何も見ずに作れる梅ジュース。

1回めはほんっっっとうに大変でした。
みんなさ、初めての人の「初めて」を甘くみてるよね。
竹串とかないのよ、ボウルとかいくつ使うのよ!
熱消毒って何さ??
となる上に、作り方も酢を入れるだわ入れないだわ、入れるならどれくらいだわとありすぎてめちゃくちゃ苦しみました。
梅と氷砂糖を交互に‥っていうレシピが多いですが、結局、砂糖を馴染ませるために瓶をクルクルすると、氷砂糖が下に、梅が上にいっちゃうので、上が多めであと適当、くらいに書いてくれるとわかりやすいのになぁなんて思います。
そりゃ入れ終わった直後は、交互の方が綺麗ですが。
傷のある青梅は梅アチャールに
「梅アチャール」とは何かよくわかりませんが、なにやらスパイスをたくさん入れた、美味しいそうなものができました。
梅のタネを外し、適当に切って、炒める。

美味しそうな香りがします。
スパイスたっぷり‥!

最後にサラダ油で表面を覆って完成です!(サラダ油忘れてた…)
梅味噌は梅ボーイズさんのレシピで
今井さんの本の梅味噌は、完熟梅を使っていたので、青梅を使っていた「梅ボーイズ」さんのレシピで作ってみました。

はちみつとお味噌で漬けるだけ。
簡単すぎる。
漬けた梅は取り出して、もう一度お味噌を漬けられるんだそうです。

梅ってすごいな。
この時期、タッパーも保存容器も足りないのでジップロックにしました。
今井真実さんの梅仕事はどれも100g~200gの少量レシピ
今井真実さんの本で、梅仕事というか、保存食に対するイメージがぐっと変わりました。
それが分量が少ないレシピなこと。
そして保存容器にこだわらなくてもいいということ。
少量から作れるレシピ
梅ジュースとか検索すると1kgまるまる使っていたり、なんならもっと大量に一度に仕込んじゃうものが多いのです。
長年やってきた人からしたら、ちみちみ作るのは効率悪いし、そもそも保存食なんだから多めに作るものでしょ?っていうのはよくわかるんですが。
3Lの巨大な瓶なんて買っても置くとこ困るんです、賃貸暮らしですから…。
今井さんのレシピは100gや200gと分量が少なめです。
スーパーで1パック買ってくると1kgありますから、いろんな種類に挑戦できてしまうわけです。
確かに、種類が増えればその分手間も増えますが、少しの量だと頑張らずに作れるんです。
1つ作ったらほかのものも気になって‥
「倍量でつくればよかった‥」と後悔することも多いですが、それはまた来年のお楽しみ。
保存容器にこだわらなくても大丈夫
分量が少なめなので、今井さんの本では小さなタッパーが保存容器として使われています。
そう、おしゃれガラス瓶とかホーロー容器ではないのです…!!!
高いし、場所取るし、使わない時期の多い容器はやっぱり邪魔です。
ジップロックもいいんですが、梅の酸にやられがち。
で、今井さんの本には「ジップロックのスクリューロック」に、さまざまにアレンジされ、食べてもらうのを待っている梅さんたちが詰まっている写真が掲載されていました。
そう、色気も素っ気もない、この子。
でも今井さんの本では、ものすごく居心地良さそうな保存容器に見えたのです。
梅干しや梅ジュースだけじゃない、まして一度にたくさん作らなくても、ちょっとずつ作って楽しんでもいい。
そんなことをこの本から教えてもらいました。
まとめ
2025年の梅仕事は、3シーズンめということもあって、以前より調べる量がぐっっと減りました。
レシピを覚えるのが苦手な上に、去年やったことを同じようにやることができない(メモとか残すの忘れる)人間ですが、本の隅にメモしたり、付箋をはって書き置きをしたりしたおかげで、ちょっとずつ次の年の自分が楽になってきています。
冷凍やらハウスやらで、大抵のものが年中手に入る世の中で、梅はこの時期しか手に入らないもの。
(冷凍梅もありますが、生には敵わない)
上手くいって、もうちょっと欲しいな、と思っても来年まで我慢しないといけません。笑
自分や家族の好みなんかを1年という長いスパンで、改めて考え直すいい時間になりつつあるように思います。