【レビュー】電気代の節約にも!着るこたつ「こたんぽ」2023年版

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こたんぽ」。

エアコンとか電気ヒーターに比べたら、もう電気代なんてほぼかからないと言っていいレベル。

しかもエアコンやヒーターが叶えてくれない、体を芯からしっかり「あっためてくれる」すごいやつです。

考えた人、天才か超ズボラかどっちか。笑

ですが、通販の写真じゃイマイチ良くわからない。

さらに言うと、在宅ワークにいいのは分かるけど、家事をやる時にも使いたいので「歩けるか」どうか知りたい。

しかも、ちょっと高い。

この記事では、私自身が買う前に感じたお悩みを解決できるように体験談をレビューします。

▪️こんな人におすすめ・・

  1. 電気代を知りたい
  2. こたんぽの使い方を知りたい
  3. こたんぽの構造を知りたい
目次

サンコー「こたんぽ」は電気代の節約になる?

こたんぽを買うかどうか迷った理由は、まず、電気代でした。

パネルヒーターとかの方があったかそう?とも思いました。

が、以前使っていたセラミックファンヒーターの電気代がとんでもなくて一瞬で使用をやめたので、今回はちゃんと調べてみました。

まず、こたんぽを販売しているサンコー/こたんぽ(楽天市場)によれば・・

6時間使用した場合

  • こたつ:55円
  • こたんぽ:10円

 しかし、こたつと比べてもあまりピンとこない・・。

こたつ以外とも比べてみます。

実際の電気代って家によって異なったりしますが、同じ条件でどれくらい差があるかはこれで十分比較できると思います。

こたつこたんぽエアコン(8~12)パネルヒーター
W/時間300W55W763W1200W
1時間9.3円1.7円23.7円37.2円
6時間55.8円10.2円141.9円223.2円
30日335円61円852円1,339円

で、こうすると・・

もしも、こたんぽを使うことでエアコンの利用が減ったら、かーーなりお得なのがわかります。

852円が61円ですからね・・

ちなみにこのエアコンのW数は、2023年の省エネ家電の単純な平均値なので、古い機種を使っていたり、畳数が大きければもっとかかる場合もあるわけで。

・・っていうかパネルヒーターの1,200W。

うちにあるセラミックファンヒーターも同じく1,200Wだと今確認して知りましたが・・

そりゃお金かかるよな・・

って感じです。

※1kwh/31円で計算

※エアコンの消費電力は平均値を使っています。

参考:10年前のエアコンとの消費電力量の比較(一般社団法人 日本冷凍空調工業会)

めちゃくちゃ寒い日とか、エアコンだけじゃどうにもならないことがありますが、自分がこたんぽに入ればエアコンの温度を低めにすることもできます。

そして、本当はエアコンつけるほどじゃないんだけど・・っていう日は、本当にこたんぽだけで乗り越えられます。

これが実はかなり大きいんじゃないかと。

じゃあ、あったかいのかと言うと・・

着るこたつ「こたんぽ」のレビュー!口コミは本当?

いや、これはもう本当に・・あったかい!!

文句ないです。

こたんぽ、一人用こたつの域を飛び越えた「温めグッズ」です。

足元から胸のあたりまでしっかりヒーターがあるので、温泉とか、足湯とかの感覚。

湯たんぽを巻き付けている感じ。

こたつって、体に直接お布団が当たる部分が限られていますが、こたんぽ毛布を体に巻き付けている状態になります。

なので、お尻も腰も、太ももも足も、ふわふわあったかに包まれます。

さらに、足先まですっぽり。

あったかいし、背徳感だし、幸せ感がすごいのです。

2023年版は温度設定は45度までの6段階です。

2022年版より最高温度が低くなったようで、ちょっと迷いました。

ですが、使ってみて・・これで十分。

っていうかこれ以上あったら・・のぼせる。笑

ちゃんと改「良」なんだろうなと感じました。

ちなみに、あったかい部分は前面だけで、背中側にはヒーターは付いていませんが、全然問題ないです。

背中もお尻も、そのうえの腰もしっかりあったまってます。

私がいちばん良かったのは、「足の裏」の冷え!!

エアコンやストーブじゃ、芯からの冷えって全然良くならないんですよね。

おばあちゃんが、

おこた入りーー

って言ってたのを、使うたびに思い出します。

こたつ最高。

こたんぽ最高。

もう本当に、買ってよかった・・・!!

主婦のこたんぽの使い方

私がめちゃくちゃいいなと思っているこたんぽの使い方は・・

  1. 自分だけが家にいる時
  2. デスクワーク
  3. リラックスタイム

自分だけが家にいる時にエアコンを使わなくていい

こたんぽがあれば、自分だけのためにエアコンを使わなくてもいいのがいちばんの魅力です。

夫と二人で家にいる時ならまだエアコンつけようかな・・ってなりますが、一人だとどうももったいない。

家にいる時間が長いほど、本当に・・もったいない。

しかし、つけなくては寒い・・。

でも正直部屋の全部があったかい必要はなくて、自分の足元とか体の周りがあったかければいいわけです。

で、それを叶えてくれるのがこたんぽ。

足元までちゃんとヒーターが入っているので、床暖房みたいです。

めっちゃ寒い時は、胸の辺りまでしっかり入りますが、ちょっと暑くなったら膝下だけ入れておくとかアナログな調整が可能です。

足元だけでなくて、おしりとかお腹とか腰がしっかりあったまると、体が芯からぽかぽかしてくるんですよね。

これは、セラミックファンヒーターにはできないこと。

だんだん暑くなってきて温度を下げることもあるくらいです。

(温度調節に慣れなくて最初はのぼせかけました)

デスクワークにぴったり

座ってじっとしていると・・もぉ寒い。

足から腰から全部冷えて固まります。

今ブログを書きながら、足元にはこたんぽです。

最初はしっかり入ってましたが、暑くなるにつれて足元へずり下がっていきます。笑

分厚い毛布のような材質なので、ヒーターを切っていても程よく暖かいです。

しかも、「頭寒足熱」。

さすがに、手元はどうにもできないので、手元が寒すぎる時はエアコンをつけますが、それでもかなり低めの温度で十分になりました。

本当、足湯とか温泉とか、湯船にどっぷり使ったような心地よさなので、座って作業するのがなんだか嬉しくなります。

そして、こたんぽが心地良すぎて出るのが嫌になるので、結果的に作業が捗るという嬉しい効果も。笑

在宅ワークのお供に、絶対いいです。

これ。

リラックスタイムがしっかり取れる

せっかく本を読もうって思っても、あれが気になって動いてしまう。

で、次はこれが気になって・・・。

ついでにあれもやっておこう・・。

なかなかじっとしていられない性格というか、効率よく動けない。

が、こたんぽに入ったら、だいぶ出るのがめんどくさい。

めんどくさいので、やらなきゃいけないことをしっかり片付けて、コーヒーもお菓子もしっかり用意してからこたんぽに入るようになります。

今は休む時!みたいにメリハリがつくようになりました。

2023年版「こたんぽ」は足元まであったかい

ネット情報では非常にわかりづらい「こたんぽ」の構造です。

伸ばして床に置いたところ。

色も形もミノムシのイメージです。

筒状の毛布です。

類似の「こたつみたい」的なやつより、だいぶ分厚いです。

ですが、特に固いプラスチックなどが入っているわけではないので畳めます。

プラグを繋ぐのは胸の辺りの部分。

簡単に取り外せます。

ちょっと固いUSBくらいのイメージ。

勝手に抜けたりはしませんが、抜くのにめっちゃ力いるやつではありません。

動きたい時に抜き差しできる程度。

ぺろんとめくるとこんな感じ。

ゴムが入っているのが「背中側」です。

この部分が一番「厚み」がわかりやすいです。

両サイドに紐が付いてて、それを引っ張ってゴムを締めます。

結構「ぎゅーーー」っといけます。

この辺りも、へなちょこの細い紐ではなくて、しっかりした紐が付いてます。

前面にはポケットが。

このポケットの中もぬっくぬくです。

手を使わない作業の時限定ですが、手もあっためられます。

そして、足元。

実際に椅子に座った足元はこんな感じ。

すっぽり包まれています。

さらに、足元は「底」が開閉するようになっています。

足を出したところがこちら。

わかりやすいように上に引っ張っています。

黒い部分が床に接している面です。

黒い部分は汚れが付いても拭き取れるような素材でできています。

毛布が直接床に触れないのも作りが細かいです。

黒い部分が5cmほど折り重なっています。

この間から足が出せる仕組みです。

黒い布部分の裏側もしっかり毛布が付いているので、足の先まであったかいです。

ヒーターは前面のみですが、足元、足裏まで入ってます。

しかし、最大に広げてこれくらい。

そこで起きるのが「動けるのか、歩けるのか、家事できるのか」問題。

着るこたつ「こたんぽ」は動ける?歩ける?家事はできる?

こたんぽは歩けるのかと言われれば・・

「歩くことは」可能です。笑

口コミをめちゃくちゃ読みましたが、「動けない」と書いてる人が多い。

ですが、私はどうしても「動かなければならない」。

こたんぽを着たままで家事がしたい。

どうしても。

で、使ってみて出した結論が・・

最初の10分は家事できる

正直、歩きにくいのと、うっかりするとこけそうなので、動くスピードはめちゃくちゃ遅くなります。

階段とか登るのはちょっと厳しそう。

ただ、家事やってるうちに体があったまってくるので、それまでの最初だけあったまればいいと思えば行けます。

とにかく「横歩き」。

前後に歩くのはやっぱり動きにくいので、足を横幅いっぱいに広げて横歩きが楽です。

皿洗いしている時や料理の時って、キッチンが横長なのもあって結構横歩きで行けちゃいます。

我が家の場合は冷蔵庫がコンロから遠いので、材料や調味料を取りに行くのがちょーーーっと面倒ですが・・

で、前に歩いているところを写真で撮ってみました。

足が開かないのと、常にくるぶしあたりを紐で引っ掛けられてる気分です。笑

小股というか、前側の毛布を蹴るようにして、前に引っ張りながら進むイメージです。

でないと、くるぶしに紐引っ掛けられて、顔からばったーーんってなると思います。

まだなったことはありませんが。

なので、慎重に歩く必要はあります。

「こたんぽ」で朝一番のキッチンの寒さが平気に

私の場合、朝の寒いキッチンでとりあえずこたんぽを着て、10分くらい頑張って動きます。

で、もう無理!ってなったら脱ぎます。

その頃には体の芯があったまっているし、火を使ったりしてちょっとキッチンの温度も上がっています。

そして、足枷(笑)が外れてめちゃくちゃ自由に動けるようになった気がして、家事が捗ります。笑

こたんぽのデメリットは?

デメリットは・・

  • トイレに行きたくなくなる
  • 動き回るなら延長コードが必要

トイレに行きたくなくなる

本当に、あったかいんです。

家事も、ちょっとコーヒー取りに行くとかも、スムーズではないし完全に自由ではないけれど「できます」。

出来ないことはない。

ですが、トイレは「無理」です。

構造上無理。

なので、寒いから出たくない・・トイレ行きたくない・・

動き回るなら延長コードが必要

ヒーターの恩恵を受けながら動き回るなら延長コードが必要です。

ですし、あんまり行ったり来たりすると、絡まります。笑

その点は、コードレスだといいな・・と思わなくもないですが、やはりこの暖かさは電源を使うからこそなのだと割り切っています。

電源を入れたらすぐにあったまるので、どうしても寒すぎる日以外は、ちょっとほかほかにした後、プラグを抜いて動き回っています。

キッチンで電気ヒーターをつけても、周りしかあったかくならないので、あったかさを身にまとえると思えば、やっぱり満足度は高いです。

まとめ:着るこたつサンコー「こたんぽ」はおすすめ

いいんだろうと思いつつも、結局使わなかったらもったいないな・・と迷っていたこたんぽ。

ですが、使い始めてみれば・・

いや、本当、買ってよかった

こたつを巻き付けて歩いている感じです。

こたつを巻き付けるので、本物のこたつではサポートできない背中やお尻、腰までしっかりあったかいです。

こんなに自分があったかいことがないせいで、最初はちょっとのぼせそうになりました。笑

その上に、電気代を気にしなくていいとくれば・・

寒さを我慢しての節電ではないので、体に負担もないし、気持ちの面ではほっこりあったかくて反対に幸せ指数上がってます。

ちょっと高く見えますが、こたんぽ。

おすすめです。

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