転勤族妻が凹んだ時に見ると元気になれる、映画・ドラマを３つご紹介。
新しい場所で、新しいものに囲まれて、ギスギスした心をあっためてくれるお話に、心を預けてみませんか？
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転勤族妻・主婦におすすめの映画・ドラマとは？
アップダウンの少ない平和なものがおすすめ
変化は転勤生活だけで十分！
ということで、平和な作品がおすすめ。
変化を受け入れて前へ進もうとしている作品、何気ない日常がどれだけ貴重でありがたいかを教えてくれる作品を紹介します。
- 魔女の宅急便
- きのう何食べた？
- ゆるキャン△
映画「魔女の宅急便」
新しい場所へ・・！と言えば、な作品ですが。
小さい頃見たな、という方はもう一度、ちゃんとソファに座ってコーヒー片手に見てみてください。
キキってこんなんだったんだ・・とか、パン美味しそう・・！！とか、色々新しい発見があります。
期待を胸いっぱいに抱きしめて、新しい土地へ降り立ったのに、最初からなかなのつまずきようで。
上手くいき始めたと思った頃に、また凹むような出来事があったり・・。
本当、上手くいかない毎日を一生懸命生きてる自分と重なります。笑
それでもここでもう少し頑張ってみよう・・と思って踏ん張っていると、少しずつ知り合いができたり、支えてくれるものに気づいたり・・
そんな少し先の明るい未来を、もう一度思い出させてくれます。
2023年12月に公開された「屋根裏のラジャー」も素敵でした。
ドラマ「きのう何食べた」
これは、ちょっと毎日が落ち着いてきて、ご飯作るときに「私何やってるんだろう」みたいになったら見てほしい！
一応主人公は男同士、ですが、テーマはその恋愛うんぬんではなく、誰かと一緒に「暮らす」こと、誰かと一緒に「ご飯を食べる」こと。
恋愛表現は中学生レベルなので、そういうのが苦手でも大丈夫です。笑
「きのう何食べた」ってどんな話？
メインはシロさん・ケンジというおじさま２人なのですが、演じているのは、西島秀俊さんと内野聖陽さん。
そこに、友人やご近所さん、それぞれの実家の親兄弟が関わってきたり・・というお話。
外で何か嫌なことがあっても、一緒にご飯を食べて何でもないことで笑っているうちに、忘れちゃう。
そんな何気ない幸せとか、そういう当たり前の大切さを改めて教えてくれます。
西島秀俊さん演じる「シロさん」はコマコマと一汁三菜的な、「副菜の鬼」という設定。
毎晩嬉しそうに、あったか家庭料理を作っています。
よっぽどお料理好きなのね、と思いきや。
そんなシロさんが、疲れ果てて外出先から帰宅。
ケンジも出かけていていないので、自分だけのご飯を作ろうとして一言。
「めんどくせーー」
なんとかパスタを作りますが、さらっと食べ終わってしまう。
一人の時ってこんなもんだったな・・と気づきます。
副菜作ったり、栄養考えたりしてるのは、全部一緒にご飯を食べる「ケンジ」がいるから。
一緒にご飯を食べる「誰か」って思っているより大事なんだな・・と教えてくれます。
そんなふうに、日常のさりげないことの「ありがたさ」を教えてくれるのが、このドラマです。
小さな幸せ・・というのとはちょっと違うのかも。
これって当たり前じゃないよな、誰かと暮らすっていいな・・と教えてくれます。
ま、だからと言って、イライラしないか・めんどくさくないかといったら嘘ですが。
一人暮らしの時は、野菜ぶち込んだトマトスープのみで生きていた私にとっては、納得すぎるお話ばかりで、毎日ご飯作る前にBGMがわりに流してます。笑
キャンプアニメ「ゆるキャン△」
冬キャンやソロキャンが流行る前、火付け役となったのがこの「ゆるキャン△」なのだそう。
まぁこれが、いい・・・！
主人公のなでしこちゃんは静岡から山梨へお引っ越し・転校します。
そんなところももちろん共感ポイントなのですが・・
それ以上にいいのが、わいわい夏キャンプじゃないところ。
メインは冬、そして「ソロキャンプ」。
ソロキャンってやっぱり「孤独」で、その「孤独」をあえて楽しんでいる、可愛い女の子たちに、自分の寂しさみたいなものも癒されていきます。
ゆるキャンってどんな話？
主人公の女の子「なでしこ」ちゃんが、引っ越し先の山梨でキャンプに出会い、その面白さに目覚めていく・・・という展開なのですが。
なでしこのキャンプ愛に火をつけた同級生の「りん」ちゃんは、「ソロキャンパー」。
しかも冬。
ガヤガヤしていない、人の少ない冬にキャンプ。
というかむしろ、冬「しか」キャンプしない、ソロキャンガール。
にぎやかで明るい「なでしこ」ですが、リンちゃんに影響されてソロキャンプにも目覚めます。
反対に面白いのが、ソロキャン好きなリンちゃんも、なでしこに影響されて、「みんなでキャンプ」の良さも知っていく・・。
冬なので、キャンプ場に人は少なく、基本が静かな絵です。
人は少ないのですが、あえて冬を選んで来ているキャンパーさんもいて、その人たちとの交流もまた面白い。
しかもアニメの絵が美しい・・。
一緒にソロキャンしているような気持ちになります。
冬ならではのトラップ盛りだくさんなのも魅力。笑
もう一ついいのが、高校生という年齢。
高校生なので、バイトしてお金貯めて、欲しかったキャンプ道具を買う！！のです。
さらに、高校生なので、移動手段が「バス・電車」「自転車」「徒歩」「お姉ちゃんの車」。
大人なら車借りてぴゅーんですが、その道中も面白い。
よく考えたら、キャンプ場って街中にありませんし。笑
自由が効かないからこその面白さがたくさん散りばめられているのが、「ゆるキャン」です。
アニメも面白いのですが、またちょっと違った意味で大人に響くのが「映画」のほう。
高校生だった女の子たちが、社会人になってからのお話。
ちょっと遠くなってしまった友人たちや、ちょっと遠くなってしまった「キャンプ」と、ある出来事をきっかけにもう一度少しずつ距離が縮まっていきます。
ただ、「現実」ってやっぱりトントン拍子にうまくはいかない。
そこが「ゆるキャン」のいいところなんですが、なんだかきゅっと切なくなるんですよね。
おすすめです。
ドラマ「実写版：ゆるキャン」もおすすめ
ちなみに「ゆるキャン」はドラマもあります。
こちらもなかなか良いのでおすすめ。
アニメとドラマと順番に見てます。
しかし実写版は本当に寒そう・・！！笑
キャンプ好きな芸能人で有名な「ヒロシ」や「バイきんぐの西村瑞樹」さんがちょこっと出てきたりするのも面白いです。
３作品はどうやって見る？
３作品、私は魔女の宅急便以外はAmazonプライム・ビデオで見ています。
「魔女の宅急便」はDVDがもはや一番早い。
名作ですし、手元にあっても絶対後悔しない作品。
で、「ゆるキャン」と、「きのう何食べた」はAmazonプライム会員なら見放題です。
アニメ「ゆるキャン△」はシーズン１・２と映画版が。
ドラマ版も！
「きのう何食べた」のドラマ版。
さらに、スペシャルドラマと映画まで見放題です。
ポチップ
本当、この仕組みに感謝しかない。
私は、BGMがわりにずーーっと流してます。
転勤族妻・主婦の昼間は元気になれる映画・ドラマ！
コロナの時に気づいたのが、「昼間のテレビ」の怖さ。笑
まだコロナが何者か分からなかったこともあって、ワイドショーをずっと見ていた気がします。
そして、どんどん気が滅入っていく・・
ならば、前向きな「テレビやドラマ」に元気をもらえばいいじゃないか！とAmazonプライムビデオにずっと助けられていました。
耳や目から何気なく入ってくるものって、結構大事。
最初は「緊急取調室」とか見てたんですがちゃんと見てないといけないし、疲れちゃって・・笑
気楽に見れる、「きのう何食べた？」と「ゆるキャン△」はおすすめです。
ほっこりするし、ものすごい大事件が起こるわけじゃないのがいい感じ。
なのに、ふと耳に入ってくるセリフや場面が、今いる場所の大切さを教えてくれる・・
そんな温かい作品を見ながら、もうひと頑張りしてみませんか？
本もおすすめ。
