主婦FPによる「本当に」無駄遣いに効く買い物ルール3選

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お金のことを「ちゃんと」しよう。

とはいえちゃんとしようと思うと結構大変だしめんどくさいですよね・・。

年が始まる度、年度が変わる度、月の初め・・

何度となく決意しては挫折してきました。

ですが・・

ちゃんとしてみると、「無駄遣い」って割と減らせます。

実際に私が試してみて、本当に無駄遣いに効いた「買い物ルール」3つを紹介します。

目次

無駄遣いに効いた買い物ルール3選

実際やってみて長年の無駄遣いに効果があった買い物ルールは3つ。

  • 本当に必要なものを買う
  • 欲しい物の値段は自分で決める
  • 失敗は猛反省する

詳しく紹介していきます。

【買い物ルール①】本当に必要なものを買う方法

本当に必要なものを買う・・これができれば苦労はしないよ・・と言いたくなりますが。笑

原因は、「欲しい!」と思った時に買ってしまうこと。

あの時もっと「冷静さ」だったら・・と何度思ったことか。

この「冷静さ」は時間をかけることで取り戻します。

【ルール①】欲しい物リストで一旦保留

  • 手帳に、欲しいものを箇条書きにしておく
  • 1ヶ月経っても欲しかったら買うかどうか考える

めちゃくちゃ悩んでいた時に、どなたかのブログで見つけたやり方。

欲しいものが見つかったら、手帳やスマホのメモなど、どこでもいいのでまとめて書いておきます。

で、それを1ヶ月後に見て、それでもまだ欲しかったら買うかどうか考える・・という単純な仕組み。

洋服などの高いものや、本にも有効です。

1つの物を買うのにめちゃくちゃ頭を使います。

衝動買いや無駄遣いのほとんどは、結局その場の空気や流れでなんとなく買ってしまった・・ということじゃないでしょうか。

その瞬間に「欲しい!」と思った気持ちは嘘じゃないんですが、脳内お祭り騒ぎなので、決して冷静ではないわけで。

で、家に帰った後、「ん??」となる。

これを「できるだけ」少なくしたい。

きっとゼロにはならないけど。

できるだけ少なくするための仕組みとして、優秀です。

【効果】無駄遣いが減って、必要な物を買えるようになった

実際やってみて、本やコート・高めの服・化粧品なんかに効果てきめんでした。

1ヶ月と言わずとも、1日でも1週間でも時間を置くと・・

本当に必要?

と自分で何度も考えることが出来ます。

欲しいものリストの中での潰し合い

で、1ヶ月のうちには、他にも欲しいものが出てきます。

そうすると、ほしい物リストの中で、戦いが始まります。

もちろん「ほしい物リスト」なので、全部欲しい。

とはいえ使えるお金は限られています。

これに使ったら、これに使えない・・とか、こっちはこんな金額か・・とか。

これ1個やめたら、この2個買える??とかになってきます。

さらに言えば、1ヶ月も経つと、自分の中でブームが去っていることもあります。笑

欲しかった本が、1ヶ月経つと・・

え、これ2,000円?高くない?

となることも。

新刊でも1ヶ月経ったら、ちょっとお安くメルカリで買えたりします。

今すぐ欲しい場合は新品を買うのが早いですが、ちょっと時間を置いてもいいなら、程よいお値段になるまで、中古を探すことだって出来ます。

本当に必要なものが手に入る

反対に、時間を置いても

いや、やっぱり必要だ!

と思うものが見つかったりします。

たとえば、最近私が買ったのは「ジョージジェンセン」のティータオル。

ティータオルを食器の一時置き場にする・・というのが流行っているんですね。

(しらなかった)

なんだか有名っぽいし、お安くなっている・・。

しかも今、まさに、食器に一時置き場が欲しい。と思っていた。

で、とりあえず、リストに追加。

セールで1,100円なので、何も考えずにポチッとも出来そうですが。

1,000円って地味にでかいですからね。

洗い物をする度に考えるわけです。

お鍋やフライパンをシンクで洗って、「置くとこない・・」。

水を切って、IHのヒーターの上に置くも、やっぱり切りきれていない水で、水たまりが・・・

うーーー!!やっぱここに欲しい!!

となってから購入。

どうやって使うかまでしっかりと自分の中にイメージし切れているので、タンスのこやしにすることなく使うことが出来ます。

時間を置くことで、それをどんなふうに使いたいかをしっかり考える。

そうすると、届いた瞬間から新入り大活躍なわけです。

欲しい?でもいらないかも?の疑いスイッチができる

面倒ですが、リストの中で一生懸命考えて、失敗・成功を繰り返すうちに、「欲しい!・・でもな・・」のスイッチが出来てきます。

このスイッチはめちゃくちゃ優秀。

可愛いぬいぐるみとか見ても、「いやでもどこに置く?」「いやでも。。」。

テンションは下がります。

楽しくはないです。笑

でもその分、違うものにお金を使うことができます。

それに何より、家に帰ってから「やっぱりあの選択は間違っていなかったな」と自分のことを褒められます。

衝動買いしたものは、やっぱりキッチンや洋服ダンスの中で、「???」って顔してるんですよね。笑

向こうもこっちも。

君はどうやって使うんだっけ?みたいな。

なんか便利そう!と思って飛びつくものって、やっぱり「なんか」便利そうなんですよね。

私には必要ない。

にんにくの薄皮向きが100円均一にあっても、にんにくの薄皮なんて1日に1個剥くか剥かないか・・ですし。

手間省きたいときはチューブ使うよ。

反対にめっちゃ剥く人には絶対便利なんだろうな…とかね。

【買い物ルール②】欲しい物の値段は自分で決める

欲しいものの値段は自分で決めます。

  • 物の値段は1つじゃない
  • ZOZOTOWNとYahooを上手に使う

物の値段って1つじゃないんですよね。

お店で「これは、いくらです」と言われて、すぐに納得して買う人とも多いと思うのですが、値段はひとつではなく選べるということをまずは知っておきましょう。

人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方 / 松浦弥太郎

実際の店舗を見て回るというよりは、ネットショップになりますが。

実店舗では安くならないものでも、ネットではネットショップごとのクーポンがあったりします。

さらに、楽天や、YahooショッピングなどのECモール単位のイベントを活用すれば、普段安くならないものが割引で買えたりします。

楽天やyahooに限らず、三井ショッピングパーク系の&mallでは定期的に1,000円〜1,500円くらいのクーポンが出ます。

マルイの10%オフキャンペーンは有名ですが、ネットならキャンペーンとは別にクーポン使えることもあります。

手間はかかりますが、手間をかけて欲しいものが安く手に入れば、満足度はめちゃくちゃ上がります。

さらに言えば、買えなくてもいいわけで。

無駄遣い体質の人間にとっては、手間をかけてまで欲しくないや・・と思えれば、それはそれでラッキーですから。

洋服の値段を自分で決める

「洋服」の値段は、自分で決めます。

この洋服ならここまで!みたいな。

「この服かわいいな」でも、値段が高いな・・となったらしばらく待ちます。

まずはZOZTOWNでチェックし、他のサイトも比べます。

ZOZOTOWNのすごいところは、新作が「タイムセール」で意味わからん値段になること。

一瞬ですが。本当に。

割引にも色々種類があって・・

  • タイムセール
  • あなただけのタイムセール
  • クーポン

組み合わさると、「うそかな?」みたいな金額で買えることがあります。

ちなみにここに、Yahooショッピングの合わせ技が今の所一番いいと私は思っています。

【買い物ルール③】失敗は猛反省する

どれだけ時間をかけても、やっぱり「欲しい」には魔法がかかっているので失敗もします。

失敗したらその後が大事。

  • 失敗したものは素早くメルカリで回収
  • でも猛反省する

失敗したら素早くメルカリで回収

失敗したら素早くメルカリで回収します。

この「素早く」が大事。

私は結構、本で失敗することが多いです。

良さそうだなと思ってジャケ買いしたら、全然面白くない・・とか。

新刊なら「だめだな」と思った瞬間にメルカリです。

発売されてすぐなら、ほぼ定価と変わらないくらいで売ることが出来ます。

時間が経つほど値段は下がっていくので、面倒くさがらずに即行動!です。

メルカリで売れても猛反省する

メルカリで売れたから、万歳!ではなく、めっちゃ反省するのも大事。

いらないものを買ってしまった理由はなんだったのか、なんで買ってしまったのか。

この時ばかりは盛大に自分を責めましょう。

辛い時間ですが、この先も起きる失敗の数が本当に減ります。

(0にはなりません、多分)

1,200円の本がうまく売れても、手数料や送料なんかで結局800円くらいしか戻ってきません。

損は400円??と思いたいところですが、そもそももっと満足のいく本を買っていれば、1,200円以上の満足が得られるわけです。

買う労力に加えて、売る労力もかかっています。

写真を撮って、値段を決めて、コメントを書いて、買ってくれた人とやりとりをして梱包して、コンビニで配送。

・・正直無駄な労力です。

メルカリで売ってる時間そのものが「後悔」の時間と言えるくらい。

思いつきで買わなければ、1,200円で違うものを買えたかもしれない。

メルカリで売るために使った時間で、別の本1冊くらい読めたかもしれません。

「メルカリで売れたからちょっと損しただけだな」と考えずに猛反省しておくことが、結構後から効いてきます。

【迷ったら】ロングセラーの良いものは信じてみる

実は知らないけど、地味に有名なもの「ロングセラー」のものは、信じてみるのがいいなと最近思います。

調べに調べて定番ばかりになった我が家。

でも買ってよかった定番ばかりです。

ちょっと定番を外れてみた逸品。笑

使い方は難しいからちょっぴり後悔していますが、それでも可愛いフォルムが気に入っています。

まとめ

実際やってみて、長年の無駄遣いに効果があった「買い物ルール」は3つ。

  • 本当に必要なものを買う
  • 欲しいもの値段は自分で決める
  • 失敗は猛反省する

時間をかけて、色々調べて、ようやく買う。

・・となると、結構面倒です。

面倒なので、それほど欲しくないものは途中で調べる気が失せて、欲しくなくなります。笑

時間をかければ自然と「欲しい!」という熱が冷めていくわけです。

反対に、時間が経って、手間をかけて、それでも「やっぱり欲しい・・!」と思うような物も出てきます。

そうすると、買った時がまず幸せ。

使ってみて幸せ。

そして長く愛用できる「逸品」になったりします。

物を買うって本来は幸せな行為なんだよな・・と気づけたりするかもしれません。

試してみてくださいね。

節約についてもっと読んでおく。

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