【体験談】後悔しませんか?転勤族の家探しはネット!準備と注意点

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「もうすぐ転勤な気がするんだけど・・オンライン内見とかどうなっているの?」

「とりあえず現地に行けば決まるよね・・?」

・・と不安になっていませんか?

とりあえず現地・・ではもう遅い・・かもしれません。

この記事では、実際に我が家が体験した「2022年4月の転勤での苦〜い経験」を紹介。

スタートダッシュを切るためのネットでの問い合わせのコツと、もはや外せないオンライン内見のメリットと注意点をまとめます。

こんな人におすすめ
  1. ネットで物件を探すときの注意点が知りたい
  2. オンライン内見の体験談と注意点が知りたい

▽この記事を書いた人

転勤族歴:18年
関東→大阪へ
転妻・夫婦2人
学生時代〜住んだ賃貸物件7つ

▽物件探しで押さえておきたいポイントを確認しておく

目次

転勤族のお引っ越しにはネット検索が欠かせない!

賃貸情報サイトでまずは希望の物件を探す

何はともあれ、まずはネットで物件探しです。

2021年の物件探しの4割がオンライン

コロナを機に一気に広まったオンライン内見。

日経新聞の記事によると2021年6月の調査では物件を探した人の4割がオンラインだったそうです。

さらにそのうち9割がオンライン内見で契約をしたのだとか。

コロナ禍真っ只中の代替案・・かと思いきや。

コロナが少し落ち着いた今も、大手の不動産会社の店舗の前には「オンライン内見・内覧」の案内が立っていたり、広告も”来店しない”お部屋探しとなっていたり。

アパマンショップでお部屋探しを始めておく

オンラインはもはやお引っ越しには欠かせないツール・・ってことですね。

不動産屋に頼らず自分で見つけるつもりでいる

転勤の場合、会社を通して仲介会社みたいなところに希望を出す・・って形も最近増えてるようです。

ただ、依頼が同じタイミングで行くからなのか、思うように行かないことも。

もちろんいい物件を出してくれればそれでいいのですが、同時進行で自分達でも探して行きましょう。

大手の不動産屋だと我々とほぼ情報源は同じらしいです。

地元密着のところだとまた違うようですが。

自分達がネットで探して、ここ紹介できますか?出来ませんか?と進めていっても同じってことですね。

空き情報はこまめに・多めに確認依頼する

転勤族のお引っ越し時期は、同時に似たような物件を探している人が多いので、誰かが確保してた物件が空いたりとか、キャンセルしたりとかが起こります

なので、いいなと思う物件があったらとりあえず色んなサイトで検索をかけて、問い合わせしておくのがおすすめ。

情報が更新されて1つのサイトから消えていても、他のサイトに残っていた情報からたまたま問い合わせたら「ありますよ♪」

・・ってことが起きます。

さらに、ネットから問い合わせを送信する前に、問い合わせ先をよく見ると、同じ物件でも違う不動産屋に繋がっている場合があります。

どこが抑えているのか私たちには分からないので、もう数撃つしかありません。

実際今のお部屋は、3社に問い合わせました。

そのうちの1社がでちょうどキャンセルになったところだったようで、滑り込みで契約できました。

他の不動産屋2箇所に問い合わせたら「もうないです」って言われて諦めてたら、まだお部屋探しが長引いていたかもしれません。

それから、不動産屋によっては「紹介できない」物件というのがあるのです。

いい人なら「これはうちでは扱ってないんです」って教えてくれますが・・いい人ばかりでないのが辛いところ。

物件探し中に不動産屋から届いたメールにも似たようなことが書いてあったので、とりあえず1社で諦めないって言うのが大事!

というか、それしか我々に出来ることはないのです・・。

不動産屋の目標は出来るだけ多くの物件を埋めることですが、私たちは今ある中で一番いい物件に住みたいわけで・・

まぁ利害が一致しないですよね。

忙しいのも分かりますし、似たような条件ばっかりでうんざりしてるんだろうってことも・・。

それでもちゃんとしたいい不動産屋さんもいるので・・、前向きに・・!

だからこそ不動産屋を1箇所で探さないほうがいいのかもしれません。

物件の写真もサイトによって違うことが

物件の写真も実はサイトによって違うことがあります。

1つ目のサイトで物件の写真がよくわからないな・・少ないなと思ったら、別のサイトでも検索をかけてみてください。

SUUMOなどで消えてしまっていても、他のサイトになら以前の写真が残っていたり、他の部屋の賃貸料金などの情報が書いてある場合もあります。

知らない街で0からの部屋探しなら・・

なんとなく土地勘があればいいんですが、全く知らない街で部屋探しということもありますよね。

不動産屋に行こうにも、

どの辺りがご希望ですか?

と言われて、逆に「どこら辺がおすすめですか?」聞き返しそうになることも。笑

とりあえずでも可能性のあるエリアの相場などを確認しておきたいところ。

HOME’Sのサイトには「まちむすび」というページがあります。

Googleで「大阪 住みやさ」とかで検索してトップに出てくるような、お店・便利さ・・などを★で評価しているような情報はここでまとめてみられます。

統一感もあるので初めの一歩にはいい情報源です。

路線での検索だけでなく、買い物や子どものことなどライフスタイルでざっくり検索することもできるので、参考に出来そうです。

アパマンショップの賃貸情報サイトからは「希望物件のリクエスト」も出来ます。

都道府県や駅名・沿線を指定して、間取りや賃料・築年数・駅から徒歩など基本情報に加えて、フリーの希望欄もあるので、まずは住みたいエリアの相場感を把握するのに良さそうです。

ちなみに・・他のサイトでもそうですが、連絡方法は「メール」のみを記入するのがおすすめ。

電話番号を書くと・・電話かかってくるので・・。

ただでさえやることたくさんの時に電話かかってくるともう・・ってなるので、お互いのためにメールで返事をもらいましょう。

これがいいなという物件が見つかったら、現地に行く日を待たずにオンライン内見を依頼しちゃいましょう。

転勤族の引っ越しはオンライン内見が勝負の鍵・メリットは?

2022年の春の転勤で内示が出てすぐの週末に大阪に物件探しに行ったのですが、そこで不動産屋さんから一言。

内示が出てすぐ、オンライン内見で決めた人も多かったです

・・もうすでに始まっていた争奪戦。

いや、終わっていたのかもしれません。

・・と言うことで、特に転勤族にとっては、わざわざその場へ行かなくても内示→即物件探しとロケットスタートを切れてしまう最強ツールになりうる「オンライン内見」。

反対に使えないとぐっと差がついてしまうと言うこと・・

実際に体験してみたオンライン内見のメリットをまとめます。

オンライン内見は数枚の写真より圧倒的に情報量が多い

物件探しのイメージ写真

私が実際にオンライン内見をやってみて分かったことは次の5つでした。

  1. 物件の雰囲気
  2. 部屋の間取りの立体的なイメージ
  3. 各部屋の寸法や窓の高さなど
  4. 物件の設備
  5. 窓からの景色

物件の雰囲気がわかる

実際のオンライン内見では、マンションの外から始まってお部屋に着くまで、エレベーター内も含めて撮影してもらいながら説明してもらえました。

googleマップで見ても、物件の写真を見ても分からない「雰囲気」がめちゃくちゃよく分かります。

ゴミ置き場や駐輪場・集合ポストやオートロックまでしっかり確認することができるので、吸えないのは実際の空気ぐらい。

ほとんどその場に行って案内をしてもらっているような感覚でした。

部屋の間取りが立体的にイメージ出来る

インターネット上の写真だけだと何が困るかというと、部屋同士がどう繋がっているのかわかりにくいこと。

図面と写真がチグハグだったり、物件によっては間取りの違う部屋の写真が載っていたり。

オンライン内見だと玄関から各部屋までを1続きで見ることができます。

玄関から入って、それぞれの部屋への動線など本当に自分がその場にいるような感じ。

「あ、そんなところが廊下と繋がっているのね」とか、「この部屋にも窓があるんだ!」とか。

物件の間取りが暮らしやすいかどうか、変わった構造になっていないかなど暮らした時のイメージが湧きやすいです。

家具の配置も決めやすくなります。

各部屋の寸法や窓の高さなどプロがしっかり採寸してくれる

お部屋の寸法や窓の高さも自分達では測れませんから、不動産屋さんがきっちり測ってくれました。

コンセントの位置なども教えてもらえます。

間取り図にものすっごく丁寧にキレイな文字で書き込んでくれたので、もうそれだけで、物件探しに疲れた心には感動ものでした。笑

間取りと寸法をチェックできたので、引っ越し前に、ある程度は物をどこに置くか配置図を作ることができました。

1人暮らしだと、ベッド以外はその辺に適当に置いてください!でいいんですが・・

家族だとなんだか物が急に増えるんですね。びっくり。

それも、きちんと部屋の動線や寸法がわかっている方こそ出来たんだなと感じます。

物件の設備の一通り確認ができる

インターネットの写真だけだと、確認したいお部屋の中の設備の写真が全て載っているとは限りませんよね。

トイレやお風呂の有無くらいは確認できたとしても、確認しておきたいことはまだまだあります。

特に細かいところ。

エアコンについては設置状況はもちろんですが、ちょっと広めのリビングの場合、コンセントが100Vか200Vかで使えるエアコンが変わってきます。

オンライン内見で確認できたので、引越しまでに手配することが出来ました。

窓からの景色を確認できる

ベランダから見た外の景色や日当たりなども分かります。

私がオンライン内見させてもらった日は天気の良い日だったので、窓から光が入る感じやベランダから見える景色をぐるっと撮影して見せてもらいました。

西向きのお部屋なら午後、北向きなら昼間、東向きなら朝など太陽の当たるタイミングでどれくらい日が入っているのか見せてもらえると、なかなかいい情報になりそうですよね。

同じ物件でも部屋によって目の前の建物がすぐだったり、建物のせいで日が遮られたり・・・があります。

特に住宅密集地は注意が必要です。

映像で見れるのは助かりました。

ホームページの写真だと、いいところばかりを載せるので、いざ本物を見たら「あら??」ってことがありますが。

こちらは映像ですし、説明してもらいながらなので、本当に案内してもらっている感じを疑似体験できます。

物件選びのチェック項目は・・

関連記事>>>【7物件住んだ】転勤族の賃貸物件選びチェックリスト

勤務地が決まったら!物件満載のアパマンショップでお部屋探し

オンライン内見では分からないこと・注意点

窓とカーテンのイメージ写真

反対にオンライン内見では分からないことも。

実際体験してみて注意したほうがよかったなと思ったのは、次の3つ。

  1. 細かいところは分からない&よく見える
  2. 採寸は測り方を確認する
  3. 匂いは分からない

細かいところは分からない&よく見えるので必要に応じて写真も依頼

オンライン内見では細かいところはよく分からないのと、映像の解像度が低めなせいで、なんとなくよく見える。綺麗に見える。

というマジックがかかります。

わかったような気になってしまうので、そこは要注意!

例えば我が家の場合は、キッチンの魚焼きグリルの中を見せてもらったのですが、映像では綺麗に見えまして。

しかし実際入居してみたら、かなり年季の入った様子でした。

動画だとどうしても解像度が低くなるので、もし気になる部分がある場合は、写真で撮影してもらって送ってもらうのがベストです。

採寸はきっちり測り方を確認する

お部屋の寸法や窓の高さも自分達では測れませんから、不動産屋さんがきっちり測ってくれた・・・のですが。

測り方って微妙に人によって違うようで・・・。

実際現地にいれば目で見て確認できますが、ビデオ撮りながら案内しながら、寸歩測りながら、ですから本当不動産屋さんも大変。

で、我が家の場合は、窓の高さの測り方がちょっと確認不足で。

カーテンって入居した日から必要ですからこの測り方、めっちゃ大事ですよね。

スマホで撮影しながら測ってもらったんですが、「床」をどこにするのかって人それぞれ。

▽詳しくはこちらの記事へ

それからカーテンレールの付き方も、画面収録しておいた映像を後から見ても画像が荒くてよく分からず。

はっきり分からなかったので、カーテンの購入は保留にしました。

繁忙期の不動産屋さんに何度もお願いするのが申し訳なく。

1度で不足なく聞けるようにきちんと準備していくことの大切さを実感しました。

匂いは分からない

町やお部屋の匂いは映像では分かりません。

実際見た物件の中には、部屋にタバコの匂いが染み付いているものがありました。

結構びっくりするくらいのタバコ臭。

カラオケボックスの中みたいな匂いがしてました。

部屋の匂いや物件の近くに大きな道路や工場があるような場合は注意したいところ。

ただここばかりは不動産屋さんが親切で敏感であることを願うしかない・・・となりますが。

まとめ

物件は現地に行けば必ず決まるし、実際に見ないで決めるなんてない!

そんな私のお家探しの常識が、見事にひっくり返された2022年春の物件探しでした。

ネットの部屋探しやオンライン内見、上手に使えれば、手間やストレスを減らすことも出来ます。

ネットを味方につけて、なんとか納得できるお家を見つけるしかない・・!と痛感。

あなたのお引っ越しの参考になると嬉しいです。

≫転勤族のお引っ越し、まずはメールで問い合わせから始まります。

部屋探し≫アパマンショップでお部屋探し

メールだと記録も残るし、後で比較する時にも楽

電話が苦手でも気軽に問い合わせられるのが嬉しいところ。

苦手云々以上に、私自身実際うっかり電話番号を書いたらちょっと大変だったので。

≫物件探しについて【7物件住んだ】転勤族の賃貸物件選びチェックリストで予習しておく。

≫転勤か・・とちょっとため息をつきそうなら・・

【体験談】転勤族歴18年の「転勤族でよかったことランキング」とはを読んでおく。

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