転勤族にとって頭痛の種「カーテン」で困っていませんか?
住み始めるその日から絶対必要なのに、ちょっと後回しになりがち。
私は引っ越しが決まってすぐに購入できず、なんだかんだ1ヶ月以上カーテン半分の状態で生活しました。笑
最終的には満足いくカーテンが買えたのですが……
分からないこと多すぎてめちゃくちゃ困ったので、お引越しの時のカーテンについて。
注意しておかないといけない点を私の失敗談をもとに紹介します。
特に
- 窓とカーテンの長さ
- 測り方
ここについては、失敗例を写真付きで分かりやすくまとめます。
引越し先のカーテンどうしよう・・
困っているあなたの参考になれば嬉しいです。
▽この記事を書いた人
転勤族歴:18年
関東→大阪へ
転妻・夫婦2人
学生時代〜住んだ賃貸物件7つ
▪️今回買ったカーテン
▪️物件選びと転勤族の付き合い方
転勤族はカーテンの悩みが尽きない・・
そもそも転勤族がカーテンで悩む理由。
- 窓の大きさ
- 窓の数
- フック
これが物件によって様々だから、ですよね。
さらに言えば部屋ごとに違ったり。
もういいよ、オシャレとかいいから全部同じにしてくれ!と叫びたい。
冷蔵庫や洗濯機が入らないなら、その物件は候補から外れますが、窓がでかいからこの物件辞めようとはならないですよね。
でもカーテンって・・・地味に高い。
持ち家なら一回買ってしばらくはそのカーテンでOKですからいいカーテン買おうかな、とかいいと思うんですが、転勤族は、賃貸。
そう、来年はどこにいるやら分からない身。
私は結婚して初めて住んだお家でうっかりセミオーダーカーテンにしまして。
次に引っ越した大阪のお家にカーテンが‥合わない!!っていうか足りない!!
(窓の数が多い)
合うと思っていたらフックが違うから長すぎる!!・・・となりまして。
さらに3〜4月のお引越しシーズン。
考えることはみんな同じですよ。
普通っぽいカーテンの普通っぽいサイズほど「品切れ」。
ニトリでもいいなと思ったベージュの遮光カーテン、欲しいサイズは売り切れてました。
カーテン怖い。
引っ越しまでに、さらに引っ越してからもカーテンについてめちゃくちゃ調べました。
検索で出てくるのはきっちり測って、その窓にあったものを付ける・・というやり方ばかり。
まぁ当然ですよね・・。
しかし!転勤族にとって知りたいのは
「今使ってるこのカーテンなんとか使えないの?」
ってことで。
なんなら「次の家でも使えるようにしたい」。
(いつかも分からない数年後の新居・・・)
ここからは、「サイズ」や「フック」などカーテンにまつわるさまざまなルールについて・・
「じゃあそれ守らなかったらどうなるの?」っていうのを体験をもとにまとめていきます!
窓の大きさの測り方〜どこからどこまでを測ればいいの?
最初は窓の大きさの測り方から。
検索すると、外に出られるような窓「掃き出し窓」の場合は床から測ってくださいとなっています。
では問題です。
この窓の床はどこですか?
・・一段上がっている方なの?
それども本当の床のほうなの???
正解(?)は本当の床です。
「掃き出し窓 床 どこ」でめっちゃ検索しました。
イラストじゃわからんのよ
ちなみに不動産屋のお兄ちゃんは、一段高くなっている部分からカーテンレールまでを測ってくれました。
なのでそれも間違ってないんでしょうが、この測り方だと「光が漏れてきますよ」と「びっくりカーテン」のお姉さんが教えてくれました。
しかし時すでに遅し。
一段高くなっているところから測った長さでドレープカーテン注文した後でした。
段差を床としてしまったらこうなる
で、実際かけてみると。
一見良さそう?
いえいえよく見て下さい。
光ダダ漏れ
光がばっちり入ってきちゃってます。
部屋を暗くするとさらによくわかる。
この窓はリビングなので気にならないというか、もう今回は諦めましたが。
寝室だったらちょっと気になるなと。
光が入ってくるということは、冬はここから冷気が入り込んできます。
惜しい・・!!
床からマイナス1センチだとこうなる
ちなみに本当の床からマイナス1cmの場合。
こちらは寝室の窓なのですが、リビングの窓と同じように段差があります。
リビングとは違って段差を無視して「床」から採寸するとこんな感じになるのかと。
しっかり光を遮ってくれています。
たかが1cm、されど1cm。
朝の光でうっかり目が覚めちゃった・・なんてことも今のところありません。
段差より長いと、カーテンが段差の部分に擦っちゃうというか、段差の部分に当たって折れちゃうのかなと思っていたんですが。
実際かけてみると、全然すらない。当たらない。
ちゃんと相談して買うことの意味を痛感しますよね。
AフックのカーテンレールにBフックのカーテンは付く?
さて続いてはカーテンレール問題。
Aフック、Bフック。
え、何それ。固まりました。私。
色々調べてみると
AだろうがBだろうがフックそのものの形状は同じ
で、アジャスター(上げ下げできるやつ)付きならどっちにでも変えられるのだとか。
じゃあ何が問題かというと、Aフックで作ったカーテンとBフックで作ったカーテンは、カーテンの丈の長さが違うってことです。
Aフック→Bフック、もちろん逆も、アジャスターが付いてるカーテンなら自分で変更できます。
ですが!
同じ窓の大きさでも、Aフックで作ったカーテンとBフックで作ったカーテンでは、カーテンの布の長さが違います。
窓の大きさが同じだとしても、どちらのフックのタイプで作ったかによってサイズが合わないことがある。
ってことです。
同じ窓の高さ、例えば
190cmの窓に合わせたカーテン
があるとします。
Aフックという設定だと、カーテンレールが見える状態。
Bフックだとカーテンレールが隠れる状態。
つまり、Bフックはカーテンレールより上にカーテンの上の方の数センチが飛び出る状態になります。
Aフックの方は上の方に、Bフックは下の方にフックが来た状態で、窓の大きさに合うように仕立てられるので・・
同じサイズの窓に対して作ったカーテンでもAフックよりBフックの方が長く仕立てられちゃってる訳です。
じゃあ実際どうなるのかというと・・
Bフックで作ったカーテンをAフックの窓に付けてみた
実際に私が1つ前の家で使っていたカーテンは190センチの窓に合わせて作りました。
ですが、「Bフック」で作られていたため、実際の布の長さは193センチでした。
(レールの上に4センチ出っ張る設計)
引っ越し先も190センチの窓。
やった、カーテン使えるじゃん!
と喜んだのも束の間。
そう、フックが・・・
前の家はBフック、新居はAフックだったのです。
とはいえその差は3センチ!
なんとかなるんでは??と淡い期待を抱きつつ、Aフックのリビングの窓にBフックのカーテンをかけてみました。
ぱっと見良さそうに見えます。
私もやった!と思いました。が。
Aフックで作られたカーテンをかけた場合と比べると・・・
Aフックの方はカーテンの上に隙間があります。
これと比べてBフックの方は上が詰まってます。
見た目は問題ないですし、Bフックの方が光が入ってこないというのも納得。
しかし!
Aフックの方は問題なくカーテンの開け閉めができるのですが、Bフックの方は詰まっちゃって、開け閉めのたびにレールがギギギと嫌な音が。
(しかも結構引っ張らないと動かない)
カーテンレールが悪いんだと初めは思いましたが完全にフックの違い。
悪いのは私でした・・・。
ではこのBフックのカーテンで、フックを一番上にくるように調整するつまりAフックになるようにすると、どうなるか。
はい、床にカーテンが擦ります。。
ちなみに・・・
Aフックは、基本的にどのレールにも対応ができるため通常よく使用されています。
パーフェクトベースカーテン
カーテンを寄せた時にヒダが自然にまとまります。
初めてカーテン作った時の私に教えてあげたかった・・・!!!!
フックの位置を調整して付けてみた
ちなみに先ほどリビングに合わなかったBフックのカーテン。
寝室もAフックのカーテンレールなのですが(多分)フックのアジャスターを調整しても床に擦らない長さだったので、上の壁と干渉することなくスムーズに開け閉めできてます。
この若干の隙間がカーテンには大事…
まとめ
まずは採寸の基準になる「床」がどこか分からないから始まって、窓のサイズが同じでもフックの付け方によって同じカーテンがぴったりになるとは限らない。
さらにその上にのしかかる、この次の転勤先では使えるんだろうかという不安。
(まだ引っ越してもいないのに。笑)
カーテン意外と高いので、サイズ違いましたーあははってわけにもいかないし・・・となってもう「キーーー」でした。
でもカーテンなしでは過ごせない!!!ということで、リビングは、ドレープとレースどっちもを探す長い戦いが始まるわけです。
▽KEYUKAの既製カーテンはサンプル取り寄せもしたので、そちらについても
▽レースのカーテンを見てみる
▽採寸など物件を探すときのチェックポイントを予習しておく
▽転勤族でも食洗機が使いたい!シロカとパナソニックを比較してみました。