大人が勉強するならおすすめは?具体的なジャンルと始め方

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「勉強」って子供の頃は「やらされるもの」という感じでした。

そのせいで、勉強といえば一生懸命に机にかじりつく苦行。

そして、頭の良すぎる人との差にガクゼンとする・・みたいなイメージが。

でも、大人の勉強はもっと自由で楽しいものです。

誰かに勝つ「競争」でもなく、好きなものを選んでいい

しかも年齢制限もありません。

むしろ歳を重ねるほどに、勉強している人の美しさを感じることも。

この記事では、大人にこそ勉強がおすすめな理由と、大学や通信講座など知っておきたい「勉強のやり方」もまとめます。

「いまさら勉強なんて・・でも・・」と迷っているなら、読んでみませんか?

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目次

大人の勉強は自由で楽しい

大人の勉強は自由で楽しいものです。

そう教えてくれたのは、大学で職員をやっていたときの「社会人」学生との出会いでした。

中には60歳を超えてから、大学や大学院で学び直そうと決めた人たちも。

勉強から始めてのめり込んでいき、ついには自身で本を出版したり、新しいつながりや出会いが生まれたり。

そんな彼らの瞳はキラキラと輝いていて、「ようやく、やりたかったことがやれるんだ・・!」そんな喜びに満ちていました。

若い頃にめちゃくちゃ勉強してた・・とかではなく、長い人生の中で気になっていたこと、興味があったこと、働いたり子育てする中で考えたことなどが、勉強のきっかけになっています。

自分自身を振り返って、18年の人生で選んだ学部や勉強内容とは、全然違う。笑

机上の空論ではなく、経験や悩み考えてきたことが裏付けになっている「勉強」は、地に足がついた現実的なもの。

勉強に対するパワーと楽しそうな表情に、「え・・勉強ってそんなに楽しいの?」なんて。

私まだ30代だぞ、負けてるぞ!!

てな感じで、思いっきり影響を受けて自分も勉強したい!となりました。

もう一度大学生になってみたり、ファイナンシャルプランナーの資格に挑戦したり。

今は英語に挑戦しようと、四苦八苦しています。笑

大人の学び直し、実際どれくらいの人が興味を持っているの?

ニュースなどでも度々話題になる「大人の学び直し」。

どれくらいの人が興味を持っているのか統計を見てみます。

学び直しについての調査

文部科学省の「社会人の学び直しの実態把握に関する調査研究(PDF:1,840KB)」(令和元年)によると・・

  • 学び直しの経験がある・・33%
  • 予定がある・興味がある…50%

調査の対象者のメインは、働く世代の25〜55歳。

8割以上が働いている人たちを対象にした調査ですが、多くの人が何かを学び直ししてみたい・・と思っているところのようです。

この調査では勉強の目的は・・

  • 資格取得
  • 仕事で必要だから

調査そのものが「仕事に活かす」ことを目的とした「勉強」なので、質問項目はほぼ仕事に関するものだけ。

なのでこんな感じ。

ちょっと遡ってしまいますがこんな調査も。

平成27年に「生涯学習」をテーマに20歳以上の全世代の意識を調査した「学び直しに関する参考資料集」によると・・

学び直しの理由は、

  • 教養を深めるため
  • 今後の人生を有意義にするため

この調査では、2つに続いて「仕事」が理由にあがっていました。

ただ、世代によって意識には違いがあるようです。

「教養を深めるため」と回答したのは、50代男性、40代女性が多く、 「今後の人生を有意義にするため」は60代男性、50代・60代女性。

20代・30代男性と、20~40代女性は、「就職や転職のために必要性を感じたため」という回答が多かったそうです。

大人の勉強は仕事のためだけじゃない

「勉強」って、役に立つかどうかの基準が、20代くらいで働いている場合は「仕事につながるか」だったりします。

とはいえ実は、もっと広い意味もある。

「仕事に繋がらないでしょ、そんなの・・」と思っていた勉強を、見事に仕事や新しい活動へと繋げていた社会人学生の姿を目の当たりにして、そう感じました。

仕事・家事と大忙しのその時には、精一杯で気づかないかもしれないけれど、確実に年は重なり、時は過ぎます。

もしかしたら一人ぼっちになるかもしれない。

暇な時間が意外と長いかもしれない。

そんなときに、1つ「勉強する習慣」があると、心強いんじゃないかと思うのです。

このブログでは、そういう「人生を豊かにしてくれる」相棒としての勉強も紹介していきたいと思っています。

大人の勉強におすすめなのは?

大人の勉強を、大きく3つに分けてみました。

  • 仕事につながる勉強
  • 暮らしに役立つ勉強
  • 人生を豊かにする勉強

それぞれ見ていきます。

仕事につながる勉強

仕事につながる勉強、ここが一番わかりやすいし、国がお金をかけようとしている部分ですよね。

仕事につながる勉強のことは、「リカレント教育」というそうです。

「生涯学習」に対する言葉で、あくまで「仕事」に繋げるための勉強です。

政府広報オンラインによると、こんな感じの勉強。

  • 外国語
  • MBAや社会保険労務士などの「資格習得系科目」
  • 経営や法律、会計などの「ビジネス系科目」
  • プログラミングスキル

参考:政府広報オンライン/「学び」に遅すぎはない!社会人の学び直し「リカレント教育」

文部科学省の「マナパス」で、大学や専門学校などの講座を横断的に検索できるようになっています。

結構便利なので、ぜひ。

意外と、「さぁ勉強したい!」と思っても、何を勉強したらいいのか・・というかそもそも、「何を選べるのかが分からなかったりしませんか?

え、こんなことも・・あんなことも「学問」なの??

となります。

見ているだけでも面白いです。

次は、「リカレント教育」に対して「生涯学習」と呼ばれる勉強についても見ていきます。

暮らしに役立つ勉強

暮らしに役立つような勉強。

例えば・・

  1. お金
  2. 健康

例えばファイナンシャルプランナーのように、自分や家族のお金の話をまとめて勉強できるようなもの。

食生活アドバイザーとか、睡眠健康指導士のような健康にまつわる勉強なども。

いろんな人が色んなことを言う時代。

しっかり自分の頭で考えることがめちゃくちゃ大事になってきます。

私自身も「ちゃんと自分で考えたい」と思って、ファイナンシャルプランナー2級を取りました。

人生を豊かにする勉強

人生を豊かにしてくれる勉強は無限大。

学び直しに関する参考資料集」によると・・学び直したいことの人気だったのは

  • 外国語に関すること
  • 医療や福祉(保育、介護など)
  • 日本や世界の歴史・地理

だったそうです。

これを「趣味」と切り捨てるのはやっぱり勿体無いと思いませんか?

実際「歴史上の人物」や「地域ならではのもの」を調べ始めて、それが最終的に研究になって、本になって、新聞に載っちゃった。

・・という人を何人もしっかりこの目で見てしまいました。笑

もともと研究者だったとかじゃないです。

いわゆる「普通」の人で、私たちと一緒な人です。

勉強を通して外に出れば、同じ勉強をする世代の違った「仲間」に出会ったり。

出会いは何も人だけじゃありません。

これまで知らなかった本を手に取ったり、使ったこともなかったサービスを利用したり。

図書館なんて行ったことなかったのに・・!でもいいですよね。

旅行でも、歴史上で興味のある時代や人物が見つかれば、テーマを持って楽しむことができるようになります。

オンラインのヨガをやっているのですが、先生たちの自己紹介に、もともと趣味でやっていてインストラクターになりました・・

なんてのも結構多い。

どこで、何が活きてくるかなんて長く生きれば生きるほど、いろんな可能性があるんだな・・なんて。

大人の勉強は、自分で自分の生活を彩ることができます。

味方につけておきたいものです。

大人の勉強のやり方は?

大人の勉強のやり方は選択肢多めです。

  • 大学
  • 大学の公開講座
  • 通信講座
  • アプリ

ですが、文部科学省の「社会人の学び直しの実態把握に関する調査研究(PDF:1,840KB)」によると、学び直しの場所は、半数弱が「民間」の講座なんだそう。

やっぱりCMの効果は大きいということでしょうか。

大学で本格的に学ぶ

ハードルは高めですが、大学で本格的に学ぶのも。

実際に大学のキャンパスに「夜間」なんかで通う方法もありますが、通信制大学という選択肢も。

大学に入学すると、毎学期決まったお金がかかるイメージですが、例えば放送大学は、「入学金(初年度のみ)+受けたい授業の料金」なので、毎期の負担を自分で決めることができます。

通信の授業だけではなくて、実際に対面で受けられる授業もあるので、それもまた面白い。

ちなみに、学び直しについて国が力を入れた対策のなかに、「放送大学のコンテンツ充実」があがっていました。

参考:マナパス

・・とはいえ、いきなり「大学」はハードルが高い。

という時におすすめなのが、大学が一般に向けて提供している「公開講座」です。

おすすめは大学の「公開講座」

大学の「公開講座」、おすすめです。

私も実際に私立大学の公開講座を受講したことがあります。

料金が安いのに、内容は大学の先生ですから超充実で、お得すぎるんです。

大学生に混じって受講するのではなく、別ものなので受講生は本当に「市民」って感じです。

20代から60、70を超えた方まで様々。

1回完結の講座もあれば、週に1回や隔週などで、何ヶ月かにわたって受講する講座もあります。

土曜日に開催されるものもあるので、働いていても利用できます。

私も平日フルタイムで働いている時に土曜日の講座を受講しました。

憧れの大学のキャンパスにも、堂々と入れます。笑

私立大学は設備が整っていてきれいなところも多いので、それだけでも「私やってる!」って気持ちになれて楽しいですよ。

内容はちょっと偏っていて、歴史や語学などが多めな印象です。

TOEIC対策のような講座もあったりします。

自分の興味のあることを探す意味でも、利用しないともったいない仕組みです。

どんな講座があるかは、大学公開講座のセカンドアカデミーで調べることができます。

通信講座なら忙しくても勉強できる

公開講座は料金もお安くていいのですが、ネックも。

参加したい内容の講座が近くの大学でやっていない・・とか、そもそも募集の締め切りが結構早いので、先の予定がわからないんだよね・・ということも。

そうなるとやっぱり便利なのが民間の通信講座

資格を取るようなものは、試験の時期と合わせて受講しないといけませんが、いつでも申し込めちゃうものもありますし。

通信講座は種類も料金も本当に様々。

ユーキャンは言わずもがな。

私はファイナンシャルプランナー講座をユーキャンで受講しました。

テキスト開いて、机に座って・・の時間がない!なら、スマホだけで完結できる「スタディング」という講座。

▪️関連記事>>>スマホだけでFP短期合格?【スタディング】無料体験してみた

簿記やFPのほかに、税理士や中小企業診断士といった本格的な資格も。

怠けちゃう、忘れちゃう問題を、いい具合にサポートしてくれる仕組みが整っているので体験してみても面白いです。

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ネットだけで完結する講座も。

PhotoshopやIllustratorの勉強に使いました。

紙の教材なんかがない分、格安で自分でYoutubeとかで探すより早いです。

>>> Udemyホームページ

アプリで英語や小・中・高校の授業が学べる

リクルートのスタディサプリは英語版だけでなく小学校・中学校・高校の学び直しも!

英語版は使ったことがあったのですが、

そうかスタサプの「小・中学校」版は、大人が使ってもいいのか・・!

と目から鱗。

まさに「学び直し」・・!!

本で学ぶ

本で学ぶのもやっぱりおすすめ。

「本」といっても現代人には紙の本以外にも。

  • 紙の本
  • 電子書籍
  • オーディオブック

本って実はすごいんです。

誰かの人生がぎゅぎゅぎゅぎゅっと詰まって、一冊1,000円。

とはいえ、何を読んだらいいかわからない。

「餅は餅屋」ということで、私は齋藤先生の紹介している本をちょっとずつ読んでます。

図書館も上手に活用したいですが、私が借りようとした本が、予約順位300位!!なんてことも。笑

一体いつ読めるのやら・・

Amazonの電子書籍読み放題のサービス「kindle unlimited」も上手に使うのがおすすめ。

最新の本はなかなか読み放題になりませんが、ベストセラー的なお高めの本があったりします。

読みたい本があるのを確認して、体験してみるのがおすすめ。

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オーディオブックも使ってみるとその便利さにハマります。

「読むのが苦手・・」という人には、実用書もプロのナレーションの方が入ってきやすいかもしれません。

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まとめ

大人の勉強って、子供の頃の勉強とは一味もふたあじも違うもの。

でもそれは、やってみた人だけが知っていること・・なのかもしれません。

仕事に直結するような勉強はもちろん、お金や健康など暮らしに役立つことを勉強するのも面白いです。

さらに、これからの人生を豊かにするような、人としての幅や視野を広げてくれるような勉強も。

大学や、大学の公開講座・通信講座などをまずは調べてみてくださいね。

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ファイナンシャルプランナーについてはこちらの記事から。

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