主婦の働くのが「怖い」の解決策は「在宅」ではなく心と体の”準備”

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働くのが「怖い」。

そんなふうに思って検索すると出てくるのは・・

在宅で働きましょう

いやいやいやいや・・

在宅って意外と重たい。

正社員に近い立場ですら、こうです(↓)。

リモートワーカーは取り残され、疎外感を覚える場合も少なくない。

ハイブリッドな働き方が職場に有害である理由/DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

「働くのが怖い」のに「在宅」を選ぶのは、自ら高めなハードルに激突するようなもの。

とはいえ、働きたい、働かなきゃ・・という思いも嘘ではない。

いろいろ考えて、悩んで、調べました。

で、答えは・・。

「働くのが怖い」は、ただ準備ができていないだけ。

もっと言うと、スイッチの切り替えの問題なんじゃないかと。

「怖い」と思って問題なくて、それは自分が弱いとかでもなくて、人間の本能の問題です。

じゃあ、やりがいとか求めて働きたい場合はどうすればいいのか。

それはしっかり「体を動かした準備」をすること。

準備運動さえきちんとできていれば、人との関わりが欲しいなら、「怖い」を乗り越えて外に働きに出ることだって出来ます。

なので、働きたいという気持ちが・・

  • 極力時間を節約→在宅
  • 人との関わりが欲しい→外

簡単に、「家から出なくていいから在宅は楽・怖くない」とは言えない理由も含めて、一歩を踏み出すための対策をまとめてみます。

>>>転勤族妻・主婦が「病まない」ための方法5選

実際働いて見た体験談も!

>>>専業主婦が久しぶりに働いたら〜よかったこと・悪かったこと

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目次

主婦が「働くのが怖い」と思うのはなぜ?

主婦が「働くのが怖い」と思ってしまう理由って何なんでしょうか。

結局のところ、人間って「変化が嫌い」に尽きると思います。

それから、そもそも家事と仕事って使うスイッチが違うんですよね。

人は変化が嫌いな生き物

人は変化が嫌いな生き物です

「今のまま」でいたがるのは本能。

なので、「変わるのは怖い」と感じさせて、変化するのを全力で止めにきます。

ほら、家族でも同僚でも同級生でも、いませんでした?

変わろうとすると「いやいやそんなん無理やって」って言ってくる人。

同じことが自分の中でも起こります。

本能なので普通のこと。

自分が弱いわけじゃない。

「怖い」でOK。

怖くなかったら、怖いです。

仕事と家事は使うスイッチが違う

仕事と家事は、そもそも使う「スイッチ」が違います

家事は仕事に生きない、とかそういうこと言ってるんじゃないです。

そもそも別物、比べられないのです。

時間の使い方・感じ方の違い

まず時間。

時間の使い方、感じ方が違います。

  • 仕事:区切られた時間の中で行う
  • 家事:24時間365日にべたと薄く常にある

つまり・・

スタミナの掛け方が、短距離走と持久走くらい違う。

家事を短距離走でやってたら事件だし、仕事を長距離走でやると、死にます。(体験談)

どっちも完璧にやるなら、中距離走??

いいや、トライアスロンくらいの負荷。

気持ちのかけ方が違う

仕事と家事では必要な能力が変わってきます。

主に、「気持ちのかけ方」。

  • そこそこでいい仕事
  • ガッツリ関わる家族

仕事だと、自分のことパパッとやって、あとはちょっと他人のこと。

とかでもやっていけます。

いや、多少睨まれるかもしれないけど。

とはいえ、相手も一人の大人なので、過剰に関わる必要はありません

ですが、家族は別。

がっつり関わりに行かないといけない。

それに、家族の誰かがぐらぐらしているときには、自分がそれに動じないくらいどっしりしていること。

いつも一緒でいることが実は結構重要です。

自分の軸を家の中に、どーんと下ろす。

で、家族の都合による、分断されたり、再会したり、さまざまな変化を受け止めないといけない。

主戦場が違う

  • 外が主戦場の仕事
  • 家が主戦場の家事

仕事は「外」に気持ちが向きます。

一方主婦は、家の中が主戦場

家にいないと出来ないことが多いので、「家にいられるかどうか」も大事です。

なので、主婦の場合は家の中や内側に気持ちが向く・・

というより、向けてないとやってられないってのが本当ではないでしょうか。

主婦として家の中で頑張ろうとしている時に。

いやでも本当は外に出たいんだ、出ないと死ぬんだ・・

なんて思っていると、家の中で頑張れないですよね。

逆もそうで、仕事して私は正しい・・!って思っている時に、家の中のことだけを一生懸命やる自分が輝いていては精神崩壊しちゃいます。

どちらにするかで、スイッチをしっかり切り替えないといけません。

「どっちも」は結構高度な技。

その場合は、どちらかを、またはどちらもを程々適度にしていくなど調整をかけないといけない。

どっちも完璧に出来なくても「当たり前」・・って話です。

主婦が働くのが怖いの解決策は「在宅」じゃない

割り切って働けるなら、在宅はめちゃくちゃ便利です。

でも、「社会とのつながりが・・」

ということを気にするのなら、体ごと外に出て働く方が多分楽です。

在宅ワークも「仕事」

「在宅ワーク」は「お家」でできますが、どこまで行っても「仕事」

外に気持ちが向くものです。

主婦から「在宅」が次のステップ?

と思って、在宅で探したりするんですが・・。

いやいやいや・・ですよね。

だって「仕事」なんですもん。

しかも「家の中」での仕事。

混乱です。

ん?家の中?家事モードか?

でも仕事??ん??

みたいな。

在宅だって「仕事」。

なのに、なぜか外に出るのが怖いから「在宅」になる。

在宅は働く場所が家の「中」ってだけ。

十分「外」です。

しかも家の中に侵入してくる「外」です。

ちなみに私は、フルタイム勤務の時に在宅をやりました。

が・・

家の中という本来は「自由」なはず、「休み」のはずの空間に、突如仕事が侵入してくる。

しかもあの「ZOOM会議」・・

うーん私は最後まで慣れませんでした。

ただ、

「家から出ずに働きたい」

「とにかく無駄な時間を省きたい」

というしっかりした意思と事情があるなら在宅は便利だと思います。

反対に、「外で働くのが怖い」から。

と、なんとなく在宅ワークを選んでしまうと、「おや?」となるかも。

在宅ワークも仕事なので、自宅へ「外」が侵入するのを許すことになります。

結果、家でもなんだか「そわそわ」することに。

頭の中の切り替えの巧さが必要になってくるなど、技術高めです。

在宅の「疎外感」

普通に正社員ですら、在宅で「孤独」「疎外感」が増すことも。

リモートワーカーは取り残され、疎外感を覚える場合も少なくない。

ハイブリッドな働き方が職場に有害である理由/DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

人間は物理的な接触が多いほど、相手を仲間だったり大切な存在だと思ったりするわけで。

離れていて顔も見えない人を、「自分ごと」と思うのは結構ハードルが高いわけです。

「あっち」と「こっち」になっちゃうのは仕方のないことなんだと思います。

実際私も完全在宅で業務委託の仕事を受けたことがありますが、あくまで相手にとってこっちは「外」の存在。

仕事があれば頼むし、なければ頼まない。

その間に何があってもお構いなし・・なわけです。

業務委託だったというのもありますが、それでも毎日顔を合わせていれば、結果はもう少し違っていたんだろうと思います。

在宅が向いている人・そうでない人

WEBライターの仕事なんかを、小さいお子さんを抱えてやっている方を働いたことがありましたが、かなり気分転換になるらしい。

子どものいない私より、ちゃんと時間を区切って楽しそうにしておられました。

割り切って働けるならむしろめちゃくちゃ便利な選択肢。

でも、「社会とのつながりが・・」

ということを気にするのなら、体ごと外に出て働く方が多分楽です。

主婦から「仕事」に切り替えるための具体的な準備

では、主婦が働きに出るためのスイッチを切り替えるには何ができるのか。

外に出るのは「怖くないよーー」と自分をちょっとずつ慣らしていきます。

具体的な準備方法を考えてみました。

  1. 同じ時間に起きる
  2. 毎日決まった時間に外に出る
  3. 混雑している時間の電車に乗ってみる
  4. 毎日同じ時間から作業を始める
  5. 週3回やってみて、他の日は休む。
    ▷どのくらいが丁度いいか実験

①同じ時間に起きる

働くとなると、問答無用で同じ時間に起きないといけませんから。

何時に起きれば外で働けるのか逆算して、その時間に起きてみます。

お弁当作って、朝ごはん作って・・があるのなら、それをこなした上で仕事に出られる時間を探ります。

または、朝ごはんをセルフにするとか可能性を探ります。

②毎日決まった時間に外に出る

今日雨だから、買い物明日にしよう・・が出来てしまうのが、主婦のいいところであり、悪いところでもあり。笑

毎日決まった時間に外に出ましょう。

カフェでもスーパーでもいいですし、とりあえず駅のコンビニまで行って引き返す・・とかでも。

徐々に目的を決めて出かけるように変えていきます。

③混雑している電車に乗る

電車に乗らないといけない人は、混雑している電車に乗ってみます。

ラッシュはずっとじゃないので、パートならちょっと遅い時間を検討してみる。

やっぱり電車に乗りたくないなら、家の近所で働ける場所を探してみる。

自分のできそうな範囲を探ります。

④毎日同じ時間に作業を始める

家の中でも外でもいいですが、毎日同じ時間に作業を始めます。

家事以外のことで。

勉強でも、ブログでも、家計簿でもいいので、何かを整理するような、あんまり楽しくなさそうなことをやります。

時間のかかる作業で、負担が重めのもの推奨。

⑤自分のちょうどいい「働く日数」を探る

週3回やってみて、他の日は休んでみます。

どのくらいが自分にとって丁度いいと感じるか実験して行きます。

いけそうだなと思ったら、増やしてみたり。

無理そうだなと思ったら、減らしてみたり。

在宅と外とどっちにするか、どう決める?

で、自分がどれくらいなら今の暮らしを維持しつつやれるのか分かったら、ここで初めて、在宅か・外か。

人の顔色を気にしすぎるタイプか?

人の顔色を気にしすぎるタイプには、在宅って結構大変です。

在宅は、かなりのコミュニケーション能力が必要。

こっち側もですが、会社の人側の能力がめちゃくちゃ重要です。

メールも電話も指示も、とにかく何が言いたいのか分からない人が・・多い!

一緒に直接会って話して、仕事をしたことがあればマシです。

ですが、全くの初対面で、その人の癖やら何やらもわからない状態だと、聞き返す言葉にすら困ります。

なので、人の顔色気に「しすぎる」タイプに在宅は重いです。

ちゃんと割り切れる人にはいいです。

いや、本来はちゃんと割り切るべきだとは思うんですがね。

・・・気になっちゃうんだよね。

家で「家事→仕事→家事」を切り替えられるか

外に出ていく仕事のいいところ。

それは、家から出ることでスイッチが切り替わり、会社から帰って家に入ることでまたスイッチが切り替わるということ。

(持ち帰りの仕事ってそういう意味では悪ですね)

これが在宅になると、「家事→仕事→家事」を家の中で切り替えないといけません。

みんなやってる・・と言われればそこまでですが。

コロナで多くの会社や人が「在宅」というものを知ったはずなのに、コロナが去った後、再び出勤するようになったことを考えると・・

それくらい「家」というプライベートな空間と、「仕事」という公の空間を混ぜるのは結構大変だった・・ということではないでしょうか。

あんなに嫌な通勤時間ですら、家モードと仕事モードを切り替える意味では必要・・とも言えるわけでして。

それぐらい、区切りや切り替えは大事なものなんですよね。

在宅のいいところ

反対に「割り切り」や「切り替え」がちゃんと出来れば、在宅って良いことずくめです。

通勤時間がなくなるので、満員電車に乗る必要もなければ、渋滞にハマることもありません。

やっぱり、小さい子供がいる家庭にはぴったりな働き方なんだろうなと思います。

お迎えがあったり、問答無用で時間を区切らざるを得ない状況は、会社に出勤しながらではなかなかに大変です。

でも在宅ワークなら、その大変さが強制的な「区切り」の役目を果たしてくれます。

周りの人顔色を気にしながら早く切り上げないといけない会社と違って、パソコンの画面を切っちゃえばOKなのもいいところ。

時間休を取っている時ですら、なんとなく帰りづらいものですから・・。

周りを気にしなくちゃいけないけど、気にしすぎると自分がキツいのもまた事実。

自分を追い込んじゃう人には、いい選択肢だよな・・と今回考えてみて、改めて思います。

まとめ

「主婦 働く 怖い」とかで検索すると出てくるのは、「在宅」を勧める記事。

うーんそういうもんなのか?と思っていましたが、そもそも在宅だって仕事。

しかも切り替えが結構難しいし、人間関係や人間性にかなり左右されます。

(こちらも、向こうも)

時間をとにかく短縮したい場合は便利な在宅ワーク。

ですが、ただ、人とのつながり・社会とのつながりみたいなものに漠然と不安を抱えているようなら、しっかり準備して「外」に働きに出ることもちゃんと選択肢に入ります。

むしろ、準備さえ出来てしまえば外の方が楽なのかもとさえ思います。

し、そうやって準備していく中で、やっぱり今の生活が合っているな・・と思うことだってあるわけです。

「出来そうなこと」を探して、もやもやするのもいいですが、まずは1つ、始めてみませんか?

  1. 同じ時間に起きる
  2. 毎日決まった時間に外に出る
  3. 混雑している時間の電車に乗ってみる
  4. 毎日同じ時間から作業を始める
  5. 週3回やってみて、他の日は休む。
    ▷どのくらいが丁度いいか実験

▪️少し見えてきたら具体的に探してみるのも

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▪️まずは色々見直してみるのも手です。

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